社会科実践プラン構成論
■ 教科書「を」教えるのか?教科書「で」教えるのか?
小・中学校で社会科を教えているにもかかわらず、「教材に取り上げている施設や地域に行ったこともない」という先生は多いでしょう。「指導書や教科書だけ」をたよりにして子ども達に教えることで、子どもは納得のいく理解を作れるでしょうか。
(残念ながら)教育現場に出たら本当に教材研究の時間がなかなかとれません。
大学生のうちにこそ、教材に取り上げられている「現地」に出かけて取材をし、そこで湧き出る「自らの感性とアイデア」を生かしながら、「根源から授業を作る経験」をしておくことが必要です。
何を授業目標にし、どの様な内容を学ばせ、どの様な資料と指導方法を用いて授業を展開すれば、子どもが好奇心や追究心をはたらかせながら理解を深め、能力・技能を伸ばしていくことができるのか。
その判断は、教師自身が「現地での体験」をとおして、「感性と知性」をはたらかせる中でできてくるのです。
この授業では、現地調査での「実物と触れ合い」や「生の体験」そして「自分の疑問を専門家に尋ね、問答の中から分かってきたこと」をもとにして、授業プランを何度も検討し直し「本当に子どものためになる授業」を作っていくことのできる「センスと技能」を研いてもらいたいのです。
この授業では「社会科の実践プラン」を構想します。
最初に、自分が作成する「実践プランの概要」を構想します。
その後で、福井市内や福井県内にある社会的施設や地域対象に出かけて、実地に教材研究(見学や調査による教材・資料の収集)を行います。
そして、得られた情報や経験から生み出されたアイデアをもとにして「社会科の実践プラン」を完成させます。
このような経験をもとにして、「社会科の授業プランを作成する実践的力量」を身につけます。
出かける対象としては、地域学習の教材となっているもの、あるいは地域教材になりそうなものを考えています。
ゆくゆくは県外にも足を伸ばし、何日かの巡検のようなかたちで教材の調査を行い、共同の授業作りを行うような授業形態も考えてみたいと思っています。
これまでに現地調査で訪問した場所
■ 公共施設
・福井市中消防署
・福井地方裁判所
・福井市浄水場
・福井市日野川浄化センター
・福井市治水記念館
・東山クリーンセンター
・産業廃棄物処理場
・福井市防災センター
・福井市中央卸売市場
・福井地方気象台
■ 歴史関連施設・史跡
・福井市立郷土歴史博物館
・養浩館庭園
・福井市文化財保護センター
・福井県立歴史博物館
・朝倉遺跡
・おさごえ民家園
・大野城祉/郷土資料館
・大野藩内山家旧宅
・勝山平泉寺
■ 伝統工業
・越前打刃物会館
・今立町和紙の里資料館
・宮崎村越前焼窯元
■ 現代工業・先端工業
・(株)安田蒲鉾工場
・(株)福井村田製作所
・(株)松浦機械製作所
・(株)日華化学
・(株)セーレン